2009年9月4日金曜日

ビジネス力の磨き方

「ビジネス力の磨き方」 大前研一

頭を使う時代。考えて新しいことを生み出す必要がある。生き残るには。
そんなことを感じさせる1冊

・この人物は使い物になるか、私が判断するひとつの目安は壁にぶちあたったとき、いかにそれを乗り越えるかだ。
・テーマが大きいときは問題を具体化し、それをひとつひとつ解決していくといい。
・目の前の壁がどんなに手ごわそうにみえても、絶対に自分から弱音をはかないこと。まず、第一歩を踏み出せる勇気があるかないかが最初の勝負の分かれ目である。この勇気は先達の偉業に触れて、そこからもらうもの一つの方法。
・松下幸之助は部品は安いところから買えというルールを作り、市場原理よりグループのつながりを優先することを認めなかった。
・企業が高く評価するのは答えを自分で考え出すことのできる人。
・ボーダレス経済と地域国家論・・・情報、カネ、企業、消費者が国境をまたいで自由に移動する。このボーダレス経済の下で、国家ではなく、地域がいかに世界中の余っているカネを呼び込めるか。
・もし自分が○○だったらというケーススタディーは頭は大いに開発される。
・独自の思考の型を身につける。
・知識や情報をいくら詰め込んだところでビジネスマンとしての価値は上がりはしない。
・ある人が影響力をつけようとある組織に所属すれば、その人はその組織の人間としてしか発言できなくなる。
・完成度の高い講演だったと思わせるには、最後の1分で何を言うかを決めておく。
・綿密なスケジュールを立てて、物事に挑めば、短時間でかなりの量をこなせるようになる。
・若い頃から苦労して下地をつくっておけば、後になってからその分だけ、仕事が楽しめるようになる。
・サラリーマンが危険なのは、何も考えずにボーと働いていると、次から次へと仕事が入ってくることだ。
・悩んで問題が解決したことは一度もない。悩むヒマがあったら行動する。行動してダメなら、どこが悪かったのか、その原因を徹底的に探し、それを排除する方法を考える。

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