2009年8月26日水曜日

「成功はゴミ箱の中に」

「成功はゴミ箱の中に」レイ・クロック

マクドナルド創業者、レイクロックの著書。
52歳からマクドナルドを創業しました。

・一度に一つのことしか悩まず、問題をズルズル引きずらない。
・自己催眠法・・・頭の中に黒板をイメージする。黒板には緊急のメッセージで埋め尽くされているが、黒板消しを持った手が端から消してきれいにしていく。頭の中をこれでからっぽにした。
・ネオンを消し忘れている時、カンカンになって怒った。人には取るに足らないように思えることの一つひとつが、私には見逃せない重大なミスだった。
・パートナーのように扱う一方で、商品を売り利益を追求するのは相反する行為だと私は考える。
・品質を保つため、すべての過程において作業は標準化されなくてはならず、クルーは全員、同じ教育を受ける必要がある。
・「QSC&V(クオリティ、サービス、清潔度、バリュー)
・私は細部を重視する。事業の成功を目指すならば、ビジネスにおけるすべての基本を遂行しなくてはならない。
・視野の狭い人は収入をレジに入っている現金としてしか考えようとはしない。私にとっての収入とは他の道から来るものだ。
・大企業の上に立つ者は、背負わなければならない十字架がある。そこにたどり着くまでに多くの友人を失うことだ。
・ビジネスはたち止まったら終わる。一人ひとり、常に成長を心がけよ
・思考のスケールが小さいと、その人自身も小さいままで終わってしまう。
・やり遂げろ-この世界で継続ほど価値のあるものはない。
・誰かに幸福を与えることは不可能だ。その人に幸福を追う自由を与えることだ。幸福とは約束できるものではない。それはどれだけ頑張れたか、その努力によって得られる、その人次第のものだ。

視点を変える

昨日、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」を観ていました。
この番組は好きでよく観ています。

印象に残ったのは、女性の中学校の先生。
40歳を迎えたある日、クラス崩壊が起こった。
先生は日々悩み続けた。そしてようやくクラス崩壊が解消された。
そのときの考え方の変化がこれだ。
「私が、私が、、、」⇒「生徒たちは、、、生徒は、、、」

当初は「私がこれだけ苦しんでいるのに・・・」「これだけ頑張っているのになんで・・・」という、自分自身の目線だったという。
それが、生徒目線の指導に変わってから、クラス崩壊が収まったという。

苦しいとき、自分目線の思考に陥りやすい。
そのとき思考は内向きで、言葉も愚痴っぽくなりがちだ。

そんなとき成長は止まる。
他人の意見に耳をふさいでしまうからだ。

「視点」を変えて考えることの大切さをハッと感じました。

2009年8月24日月曜日

なぜ、人は勉強するのか?

ずぼり、自由になるためです。
伊藤塾の伊藤先生のセミナーを聞きました。

斉藤一人さんも、お金もちになるのは、嫌な人間と付き合わなくてもいいという、唯一の利点がある・・・という風なことを述べていました。


人は他人からガミガミ言われるのが嫌でしょう。
他人がガミガミ言うのは心配だから。何度も失敗しているあなたが心配だから。
ひとつ聞かれて、「「これは・・・で、あれは・・・です。」のような答え方をしていれば、
自然をガミガミ言われなくなるでしょう!

これは身近な例。

立場が上がれば、起業すれば、もっと自由も増えます(責任も増えます)

勉強するのは自己実現、昇給、起業、いろんな考え方がありますが、最終的には自由を求めての活動と言い切れるのではないでしょうか。

自由には「お金」「時間」「選択」が挙げられます。

2009年8月23日日曜日

人生の憲法

自分の憲法を決めました。

1.時間は厳守する
2.あいまいな意思決定はしない
3.常に感謝の心を持つ
4.最後までやり遂げる
5.他人の悪口、不平、不満は口にしない
6.大きな声で話す

憲法を守らなければ、憲法違反です。

「Den Fujitaの商法」

「Den Fujitaの商法」藤田田 ワニの新書

ビジネスの厳しさを感じる一冊。
元・日本マクドナルド社長の藤田田さんの著書。

・儲かる商品は「女」と「口」
・十メートルは十キロメートル
・成功するとそれだけにスポットライトを当てて、全体を眺めようとはしない。
・他人の成功にねたみを抱く人間はいるものだ。ねたみを抱く者は人一倍金儲けに関心があるが、金儲けがへ たくそである。
・マクドナルドではハンバーガーの仕入れから、保管、配送、加工に至るまですべて規定されている。決して 料理人のカンにはゆだれられてはいない。
・食べ物を扱う店は清潔にしなければならない。
・商売やるなら性悪説に立て。悪いことをさせないために、予防策を講じて、仕事にとりかかるべきだ。
・商売には過去も未来もない。商売は「ただ今の商売」でなければならない。
・人物を見るときは遠くから見なさい。
・人間はね、知識よりも知恵を尊重するべきだ。情報+創造=知恵
・金儲けがしたかったら、オールオアナッシングの精神を身につける。
・ドアは閉めてはいけない。人間をダメと決め付けてはいけない。気分や状況が変わり、その人物が必要にな ることだってある。
・「人間は動物だ」ということを忘れるな
・人間は自分のためになりながらも、同時に世の中の進歩に貢献しているのだと胸をはれる仕事をするべきだ
・返事は「はい」「いいえ」「明日返事します」のいずれか。先延ばししない。
・ディスカッションは最善の方法を探るためにある。ベストウエイは双方の意見とは別のところにある。

総合型地域スポーツクラブ

過日、総合型地域スポーツクラブの関係者とお話する機会がありました。

まず総合型・・・の説明ですが、
・総合型地域スポーツクラブとは多世代、多志向、多種目の活動しているクラブ
・老若男女を問わず、いつでも・どこでも・だれでも・いつまでも、スポーツに親しむことができるような環境を整えることが目的。

そもそも
・平成12年度に「スポーツ振興基本計画」の中で策定された。
・「10年間で、全国の各市町村において、少なくとも1つは総合型地域スポーツクラブを育成」が目標
政策として国は
・平成9年度からスポーツ少年団を核としたクラブ育成モデル地区事業
・平成14年度からスポーツ振興くじ助成によるクラブ創設支援事業とクラブ活動支援事業を行った
しかし、目標達成へのスピードが足りないので、
・平成16年度から文部科学省委託事業として地域の体育協会と協力し、支援している。

来年は平成22年で目標期限の10年目を迎えます。
平成20年度の進捗状況は、
クラブ数は2768クラブ、育成市町村数は1046、育成率は57.8%で目標から大幅に遅れている。

その原因として以下があげられるようです。
・施設の不足
・クラブマネージャー・指導者の不足
・そもそも総合型地域スポーツクラブを知らない(聞いたことがあるは3割にとどまる)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/08/attach/1283327.htm

直接聞いた話でも、全国でも財政的に独立した運営しているクラブは全体の2割、3割にとどまるという。
これまでの成功事例が少ないのと、スポーツに対する市民意識が低いため、また運営する人材がいないために、クラブ自体が発展していないということでした。

クラブの運営費は、会費や企業協賛、補助金ということですが、いずれはどのクラブも独立して収益をつくっていかなくてはならないため、会員数の確保が急務です。
僕も田舎の出身ですが、なかなか市民町民の方がお金を払って、運動を行うというのは難しいと思います。
運動するのであれば、自分で走るか、歩くか、そんなところでしょう。お金を払ってわざわざという方はめったにいない。

施設、マネジメント、市民意識の3つの問題点を抱える総合型の運営は大変ですね。
いい指導者を雇用するにも人件費が必要です。
しかし、いい指導者と企業協賛を結びつける方法・・・ないものか、検討に値すると思います。