2009年8月18日火曜日

日々雑感

資格試験予備校の先生が話されていることに以下のようなものがありました。

憲法は理想です。理想を高らかに宣言している。
例えば、個人の尊厳とか、平等主義とか、男女の平等とか、このようなものは実社会では実現していない。
しかしだからといって、憲法を現実に即したものに変更することはない。
理想に向って、社会を方向づける、その規定が必要です。

このような意味のことを言われておりましたが、ふんふんなるほどなと思って聞きました。

このことは自分自身に当てはまります。
自分はこのような人間になりたい、こういう成果を達成したい、またはこれだけ稼ぎたい。今は無理でも達成するためには必ず必要なんです。
自分自身を理想を高く掲げることが重要なんです。

いま、僕自身が考えていることはまさにこのことです。
本当は、本当に何がしたいのだろう?どんな成果を世の中に提供したいのだろう?


大好きなTSUTAYAで藤田田さんの本を購入しました。
少し読みましたが、「目標を決めてから儲けろ」というキーワードがありました。
まずはあるべき姿を決める。

TVをつけると20代の方が演説をしていた。今回の衆議院選挙の候補者である。
迫力がありました。眼が輝いていました。
その人と自分とを比べてしまいました。目の輝き、行動、人間、成長。
脳科学の茂木先生曰く、他人と比べることがもっとも脳が嫌うことだといわれていました。
しかし、人はどうしても他人と比べてしまう。
安田佳生さんの「下を向いて歩こう」という本には、人と比べるのは人間の性。仕方がない。
自分より「下」の人と比べて満足する時間を持たないと、人間つぶれるよ、とありました。
僕は安田さんの意見のほうが、今のところピンときます。

最後に、ラジオで聞いた話。
20代で転職を経験した人が半数を超えたということを言っていました。
ラジオの方は信じられませんといっていましたが、まあそんなもんでしょう!と感じました。
僕自身も転職していますし、友人にも転職している方がたくさんいます。
価値観の変化をすごく感じます。
今までは1つの企業でずっと働いていれば、役職も給与もあがり、少し名の知れた企業であれば、50代で1000万円くらいいただけたでしょう。
僕の親父もそうでした。
その前提には企業の成長があり、右肩あがりの収益の向上があったと仮定しています。(ここは検証が必要)
今はどうでしょうか?
子どもの数も減って、人口も減少傾向。企業の業績も大幅にアップすることは不可能ではないですか?
そうなれば、役員も増やせないし、年齢によって給与があがっていくことは不可能じゃないでしょうか?
さらに韓国や中国の若い方もどんどん日本に来ていて、日本人より安い給与で雇用されています。
しかも、彼らは非常に仕事に貪欲です。

そんなとき、日本の若者は当然、自分自身のレベルを上げることに注力します。
転職することがレベルを上げることに必ずしもつながらないけれど、上司の考え方や会社の考え方がやばいなあと感じたら、他を探すのではないでしょうか?
転職しても同じ失敗をする人はいます。しかし、どんどん外へ出て行かないと経験できないこともあります。
僕自身は若いうちはどんどん新しいことに挑戦することが必要と思っています。
そのためには、まず自分自身のあるべき姿を決定する。あるべき姿を追い求める中での転職は進んでやれ!と思います。

コカコーラの元社長のドナルドRキーオさんの著書「ビジネスで失敗する人の10の法則」の中で、こんなことを書いていました。

私の経験からいうなら、新たなリスクやもっと大きなリスクをとる必要を考えるときは、現状に安住できない感覚、いま行動しなければ将来が危ういという感覚、さらにはせっかくの機会を逃してしまうという感覚だ

こう書かれていましたが、若い人に危機感の醸成がされているように感じます。

最後の、最後に
自分自身が今やるべきことは
・あるべき姿を決める
・もっと物事を突き詰めて考える
・成果をイメージして取り組む
この3つのキーワードを頭に入れて数日、考えます。

今の自分自身であれば、成功はないだろうから、突き詰めて努力することを決めました。

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